斎場入門書公式WEBSITE


お葬式をやるべきかどうかお悩みの方へ

身内やご親戚のかたがお亡くなりになり、お葬式をあげるべきかどうかをお悩みという人が最近は多いと聞いています。確かにお葬式には葬儀業者選びから式の準備と、ただでさえ身近な人が他界されて悲しみの中にいるときに、大変心労のかかることが多いです。

しかもお葬式には多額の費用が必要ですので、まとまったお金を用意しないといけません。たった数日間のためにそんな大金をつかうのはもったいないと考えるのも理解できます。ただし、葬儀は亡くなられた方の最後の式であり、これまでの人生を見送ってあげるためのお金では買えないプライスレスな時間であり、一度しかありません。

ですので可能であれば葬式を行うことを願います。数年、数十年してから他界されたかたの想いや親切をふと考えたときに後悔することが一番罪悪感があると想います。長い目で考えた上で判断することが重要です。

葬儀、告別式をまとめて行うようになった現代のお葬式

人が亡くなったとき、僧侶に読経をしてもらい、夜を徹して燈明やお線香を絶やすことなく遺族や近親者が故人を偲ぶということが本来のお通夜でした。しかし、最近は一般の弔問客にも参列してもらうことが普通となり、夜を徹してということは減っているようです。

そして、翌日の葬儀、告別式も以前とは変わっています。本来は、葬儀は故人の冥福を祈る儀式で、遺族と近親者が中心となっていました。それに対して告別式は、友人、知人など故人にゆかりのある人たちが焼香し、故人とお別れをする儀式でした。

しかし現在はそのふたつをまとめて執り行うことがほとんどで、一般の参列者も最初の葬儀の時点から参列することが多くなっています。僧侶の読経、遺族と近親者の焼香で葬儀を終えると小休止に入り、そのあと僧侶の再入場で告別式が始まるのが依然のお葬式でしたが、分けることがなくなったため、遺族の焼香の後に続いて一般の弔問客の焼香が始まることが通常の形となっています。

葬儀に持っていく数珠は何を持っていくか

一般的に多くの葬儀では仏式で執り行われます。その時に必要なものは数珠です。しかし、たくさんの種類があるので何を持っていけば良いのかわからない人も多くいます。数珠というのは宗派によってそれぞれ特徴が全く違うので、葬儀に持っていく数珠は基本的に自分の宗派のものを持っていくことがマナーです。

ただ、自分自身は信仰しておらず、家族の宗派もわからないということも多々あります。そのような場合では、宗派に関わらずに利用できる略式の数珠というものが存在しているので利用すると良いです。略式の数珠は利用する人が多くいるため、非常に種類が多いので自分の好みに合わせたものを購入できるところが魅力です。

大体が黒い玉の色で、玉の数に決まりがないので腕の細さなど自分のイメージに合わせて購入するようにすると後悔しないものを選ぶことができます。


斎場入門書公式WEBSITE Copyright(C)www.nyumonsyo-saijyo.org All Rights Reserved.